苔とは
苔は日本に約1、700種、世界に約20,000種あると言われています。
初めての陸上植物とも云われ、苔類、鮮類、ツノゴケ類に大別されます。
苔は種によて生育環境が異なり、僅かな環境の変化に影響されます。
ときに高等植物には過酷な環境に育ち、高等植物のゆりかごの役目も果たします。
また、光・水・空気のみで生息でき、土壌から栄養分を吸い上げる必要がない為、
根を持たず維管束もありません。
根のような仮根(かこん)という物はありますが、苔がその場に固定され、安定して光合成などを行うための役割を果たしております。
このように非常に特殊な生態をしております「コケ」、観測地によって全く異なる生態などを、種ごとに苔図鑑で詳しくお伝え致します。