鶴田屋:ふるさと鞍手コケ散歩
「ふるさと鞍手のコケ散歩」
催し期間 9月28日〜11月23日
11月23日24日25日の三連休、初日
横浜駅から博多駅行きの夜行バスに乗り、ご紹介のあったコケ展を鞍手民族博物館に行く。
横浜駅から13時間くらいかけて到着、胸の鼓動が高鳴る。
扉を開けると3人の女性と男性が立ち話をされていた、
学芸員のHさんそして今回のコケ展示をされたS先生とK先生
この出会いが私のコケへの情熱をさらに熱くする。
僕が東京から来たことを話すと、ものすごく喜んでくださった。
S先生とK先生に展示物の解説などを丁寧にして頂けた。その後、学芸員のご厚意により、先生と昼食をいただきました。
コケについてや、ここまでの経緯、お二人の関係(S先生の生徒)など4時間近く楽しい話を聞くことができた。
S先生はコケに60年携わり標本整理が追いつかず、どうにかしたいと思いがある事をK先生に話し、k先生と共に標本の整理を始める。
そんな時、ある教授から標本の事で伺いたいと連絡がくる。
そのできごとが『郷土史詩 かわら七十七集』に詳しく書かれている。
先生の名前が付くことになるコケの話、調査の途中で日本新産のコケを発見など、過去と現在が繋がる瞬間、先生方の情熱、執念。
まるで小説の出来事みたいだった。そして、動き始めた歯車の今後を僕は凄く楽しみにしています。
60年以上コケを愛すS先生、その先生を支えるK先生、お二人に出会えましたことに誠に感謝いたします。
これからのご活躍を心より願っております。
鶴田竜児